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<title>Fukuoka's BLOG (Lectures)</title>
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<description>福岡欣治（川崎医療福祉大学）のブログです。主に授業用ですが、時々、その他のことも書きます。なお、非常勤先での授業についても記載しています。</description>
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<title>09.11.18「社会心理学」(川崎医療福祉大) 第８回授業：要望・質問等へのお答え</title>
<description> 　中間テストについての説明、「４．個人の意思決定と集団」の残り部分（ヒューリスティック）、そして映像資料の視聴、が授業内容でした。コメント用紙の記載内容の一部、そしてそれらに対する私のコメントを記します。09.11.18「社会心理学」（川崎医療福祉大）[1]Ｑ：火事で亡くなることはガンに比べて圧倒的に少ないが、火事はニュースで報道されたり新聞に載ったりするので，件数が多いように思える。これはヒューリスティッ
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<![CDATA[ 　中間テストについての説明、「４．個人の意思決定と集団」の残り部分（ヒューリスティック）、そして映像資料の視聴、が授業内容でした。コメント用紙の記載内容の一部、そしてそれらに対する私のコメントを記します。<br /><br />09.11.18「社会心理学」（川崎医療福祉大）[1]<br /><strong>Ｑ：火事で亡くなることはガンに比べて圧倒的に少ないが、火事はニュースで報道されたり新聞に載ったりするので，件数が多いように思える。これはヒューリスティックの利用可能性ということがわかりました。<br /></strong>Ａ：そうですね。「利用可能性のヒューリスティック」を用いた判断であると言えます。思い出しやすい情報、目立つ情報があると、それが一般的であるかのように思えてしまう、という現象です。宝くじが“あたる”というのもある意味ではこの利用可能性のヒューリスティックにもとづくと言える部分があります。実際にはめったに起こらないことなのに、誰かがあたっていると自分ももしかして・・・と思ってしまうわけですので。<br /><br />09.11.18「社会心理学」（川崎医療福祉大）[2]<br /><strong>Ｑ：チャレンジャー号の打ち上げについてのビデオがとても印象的で、エンジニアの人が言った「明日シャトルを発射して、飛行士たちを皆殺しにすることが決まったんだ」という言葉が特に心に残りました。周りの人に影響されてシャトルの発射に賛成したりしなければ、クルーの人たちの命が失われることはなかったのではないかと残念に思いました。<br /></strong>Ａ：非常に印象的な、かつ悲しい言葉でしたね。そのように思わされた技術者たちの無念は、いたたまれないものがあります。<br />　チャレンジャー号の事故では、事故を懸念する人たちがいたにもかかわらず、その声は決定を左右するだけの影響力を持ち得ませんでした。<br />　意思決定にあたって何が最も重視されるべきか、ということはあらかじめよく吟味しておかなくてはいけません。そうでなければ、真に責任ある判断は難しいものです。<br /><br />09.11.18「社会心理学」（川崎医療福祉大）[3]<br /><strong>Ｑ：ビデオを見て、問題点がありながらも経営面から発射されることになり、信じられませんでした。<br /></strong>Ａ：食品の偽装事件などが時々マスコミに取り上げられていますね。信じがたいことですが、本来あるべきでない決定は、相変わらずおこなわれています。数回後の授業でも取り上げますが、非常に危険な傾向として、組織の中で「自分の良心に照らして良くないことがおこなわれていても、仕方がないので従う」といった考えをもつ人が、新入社員に対する調査でじわじわと増えているのだそうです。<br />　みなさんには、そういう人にはなってほしくないと、密かに常々考えています。<br /><br />09.11.18「社会心理学」（川崎医療福祉大）[4]<br /><strong>Ｑ：チャレンジャー号の事故は知っていましたが、なぜ事故が起こったのか知りませんでした。防げたはずの事故だったので悔しいです。<br /></strong>Ａ：そのとおり、確かに「防げた」事故でした。事故が起こる危険性が高いということに、気づいていた人たちがいたのですから。授業でもこの問題を取り上げることになりますので、中間テスト明けの授業を、またしっかり聴いてくださいね。<br /><br />09.11.18「社会心理学」（川崎医療福祉大）[5]<br /><strong>Ｑ：個人の意思決定のあり方が集団の行動を決めるといったことがこれまでの授業だったと思う。今日のビデオは、集団の大きな力が働いて、個人の意思決定が歪められてしまった、ということではなかっただろうか。<br /></strong>Ａ：確かにそうですね。あのビデオは、個人の意思決定が集団の力によって左右される様子を描写したものでした。中間テストが終わったその次の授業で、この「集団における意思決定」の問題を取り上げる予定です。楽しみにしていてください。 ]]>
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<dc:subject>川崎医療福祉大学：後期「社会心理学」</dc:subject>
<dc:date>2009-11-25T04:38:27+09:00</dc:date>
<dc:creator>Yoshiharu FUKUOKA</dc:creator>
<dc:publisher>FC2-BLOG</dc:publisher>
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<title>09.11.18「社会心理学」(川崎医療福祉大) 第８回授業の参考文献</title>
<description> 　授業の後半に見てもらった映像資料の内容に直接関連した図書を、参考までにいくつかご紹介しておきますね。本学の図書館にない本ばかりですが・・・。なお、この事故を含むより一般的な事柄については、翌々週の授業の中で扱います。     **  スペースシャトル「チャレンジャー号」事故：参考文献  **『心理学と産業社会とのかかわり』 井上枝一郎(編著) 2004 八千代出版  978-4-8429-1324-7　2100円……ｐ.161-168が事故とその背
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<![CDATA[ 　授業の後半に見てもらった映像資料の内容に直接関連した図書を、参考までにいくつかご紹介しておきますね。本学の図書館にない本ばかりですが・・・。なお、この事故を含むより一般的な事柄については、翌々週の授業の中で扱います。<br /><strong> <br />    **  スペースシャトル「チャレンジャー号」事故：参考文献  **<br /></strong><br />『心理学と産業社会とのかかわり』<br /> 井上枝一郎(編著) 2004 八千代出版  978-4-8429-1324-7　2100円<br />……ｐ.161-168が事故とその背景などについての解説。<br /><br />『衝撃のスペースシャトル事故調査報告』(中災防新書018)<br /> 澤岡昭(著) 2004 中央労働災害防止協会　978-4-8059-0954-6　945円<br />……5章が該当。2003年のコロンビア号事故がメインの本。<br /><br />『技術倫理』（第１巻）<br /> C.ウィトベック(著) 訳2000 みすず書房  978-4-622-04119-1　2940円<br />……MT社の技術者であったロジャー・ボイジョリーの行動について。p.167～183。 ]]>
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<dc:subject>川崎医療福祉大学：後期「社会心理学」</dc:subject>
<dc:date>2009-11-22T08:35:02+09:00</dc:date>
<dc:creator>Yoshiharu FUKUOKA</dc:creator>
<dc:publisher>FC2-BLOG</dc:publisher>
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<title>09.11.18「社会心理学」(川崎医療福祉大) 第８回授業のご報告</title>
<description> 　ちょうど中間地点に到着しました！　最初に、次回11/25実施の「中間テスト」の出題形式などについて、時間をとって説明しました。他の授業とは違ったやり方なので、事前にわかっていた方が心の準備もしやすいだろうというわけですね。　授業の中身は、少し前から始めていた「４．個人の意思決定と集団」の残り部分、ヒューリスティックに関する事項を、例題をいくつか使いながら説明しました。これが前半で、後半の45分間は、中
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<![CDATA[ 　ちょうど中間地点に到着しました！<br />　最初に、次回11/25実施の「中間テスト」の出題形式などについて、時間をとって説明しました。他の授業とは違ったやり方なので、事前にわかっていた方が心の準備もしやすいだろうというわけですね。<br />　授業の中身は、少し前から始めていた「４．個人の意思決定と集団」の残り部分、ヒューリスティックに関する事項を、例題をいくつか使いながら説明しました。これが前半で、後半の45分間は、中間テストの後におこなう「集団での意思決定」に関連する映像資料を見てもらいました。もう昔の話になりますが、スペースシャトル「チャレンジャー号」の爆発事故を扱ったドキュメンタリー番組です。時間が十分なくて感想をその場で書いてもらうことができなかったので、次の授業の時に持ってきてもらうことにしました。なお、説明をしそびれてしまったのですが、来週の中間テストの時ではなく、再来週の授業時です。<br />　来週は「中間テスト」とその解説などをおこないます。がんばって準備してくることを期待しています。<br /> ]]>
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<dc:subject>川崎医療福祉大学：後期「社会心理学」</dc:subject>
<dc:date>2009-11-22T08:33:54+09:00</dc:date>
<dc:creator>Yoshiharu FUKUOKA</dc:creator>
<dc:publisher>FC2-BLOG</dc:publisher>
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<title>09.11.16「社会心理学」(SUAC) 第６回授業の参考文献</title>
<description> 　「社会的認知」全般および対人認知に関する本をご紹介しておきます。一般向けの本と社会心理学を学ぶ人のために書かれた本の“書き方”の違いにも注目してみると面白いかと思います。** ｢社会的認知 (１) 対人認知｣：参考文献 **『超常現象をなぜ信じるのか』(ブルーバックス1229) 菊池聡 1998 講談社  (図:408/B 59/1229)……社会的認知にかかわる問題を、興味深く一般向けに書いてある。『認知と感情：理性の復権を求めて』 北村英
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<![CDATA[ 　「社会的認知」全般および対人認知に関する本をご紹介しておきます。一般向けの本と社会心理学を学ぶ人のために書かれた本の“書き方”の違いにも注目してみると面白いかと思います。<br /><strong><br />** ｢社会的認知 (１) 対人認知｣：参考文献 **<br /></strong><br />『超常現象をなぜ信じるのか』(ブルーバックス1229)<br /> 菊池聡 1998 講談社  (図:408/B 59/1229)<br />……社会的認知にかかわる問題を、興味深く一般向けに書いてある。<br /><br />『認知と感情：理性の復権を求めて』<br /> 北村英哉(著) 2003 ナカニシヤ出版  (図:361.4/Ki68)<br />……社会的認知研究から、人の判断・思考の特徴を描く意欲作。<br /><br />『他者を知る―対人認知の心理学』<br /> 山本･原 2006 サイエンス社  (図:361.4/Se 81/6)<br />……「他者を知ること」について幅広い視点から論じてある。<br /><br />『ステレオタイプの社会心理学』<br /> 上瀬由美子(著) 2002 サイエンス社  (図:361.4/Ka 38)<br />……ステレオタイプの心理的しくみや研究を詳しく解説した本。著者は「血液型ステレオタイプ」の論文を何本も書いている人。<br /><br />『人は見た目が９割』(新潮新書)<br /> 竹内一郎 2005 新潮社  (図:361.45/Ta 67)<br />……一般向けの本。社会心理学の本と読み比べてみると良い。内容は鵜呑みにしないこと。<br /><br />『偏見とステレオタイプの心理学』(現代のｴｽﾌﾟﾘ384)<br /> 岡･佐藤･池上(編) 1999.7 至文堂  (図:361.5/O36)<br />……偏見やステレオタイプについての幅広い解説がある。 ]]>
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<dc:subject>SUAC：後期「社会心理学」</dc:subject>
<dc:date>2009-11-19T12:12:11+09:00</dc:date>
<dc:creator>Yoshiharu FUKUOKA</dc:creator>
<dc:publisher>FC2-BLOG</dc:publisher>
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<title>09.11.16「社会心理学」(SUAC) 第６回授業のご報告</title>
<description> 　寒い！扉を開けると資料が飛んでいってしまいそうな中、６回目の授業でした。最初、企画立案総合演習のアンケート（阿蘇先生クラスの学生さんによる）にも協力してもらいました。ご苦労さまでした。　授業は、最初に「自己呈示」の関連現象であるセルフ・ハンディキャッピングについて説明しました。きっと身に覚えのある現象だったことでしょう（私もです）。その後、「社会的認知」という新しいトピックに移り、まず社会的認知
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<![CDATA[ 　寒い！扉を開けると資料が飛んでいってしまいそうな中、６回目の授業でした。最初、企画立案総合演習のアンケート（阿蘇先生クラスの学生さんによる）にも協力してもらいました。ご苦労さまでした。<br />　授業は、最初に「自己呈示」の関連現象であるセルフ・ハンディキャッピングについて説明しました。きっと身に覚えのある現象だったことでしょう（私もです）。その後、「社会的認知」という新しいトピックに移り、まず社会的認知の全般的特徴を、前期「心理学」の内容と絡めて説明しました。ヒューリスティックやスキーマについても、例題を交えて扱いました。その後「対人認知」の基本的特徴、印象形成の問題を丁寧に説明しました。<br />　次回は、まずこの対人認知について、不正確な対人認知をもたらす要因をいくつか挙げます。それが終わってから、「社会的認知（２）帰属過程」をやります。社会の中で起こっている出来事（他者の行為を含む）について、その原因を推測するという話です。実は、対人認知と密接に関連しています。がんばって受講してくださいね。<br />　なお、次回は祝日を挟んで２週間後ですが、その次の週には「中間テスト」をしますので、その具体的な説明もおこなう予定です。<br /> ]]>
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<dc:subject>SUAC：後期「社会心理学」</dc:subject>
<dc:date>2009-11-19T12:11:09+09:00</dc:date>
<dc:creator>Yoshiharu FUKUOKA</dc:creator>
<dc:publisher>FC2-BLOG</dc:publisher>
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<title>09.11.11「社会心理学」(川崎医療福祉大) 第７回授業：要望・質問等へのお答え</title>
<description> 　「４．個人の意思決定と集団」についてやりました（少しだけ残していますが）。授業への要望、質問、そして感想とそれらに対する私のコメントを記します。09.11.11「社会心理学」（川崎医療福祉大）[1]Ｑ：「スキーマ」についてプリント⑤が何のことを言っているのか、すっごく気になります。Ａ：そうですか。では、次回の最初に種明かし？をすることにしましょう。おそらく「なぁ～んだ。そうだったのかー」ということになるはず
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<![CDATA[ 　「４．個人の意思決定と集団」についてやりました（少しだけ残していますが）。授業への要望、質問、そして感想とそれらに対する私のコメントを記します。<br /><br />09.11.11「社会心理学」（川崎医療福祉大）[1]<br /><strong>Ｑ：「スキーマ」についてプリント⑤が何のことを言っているのか、すっごく気になります。<br /></strong>Ａ：そうですか。では、次回の最初に種明かし？をすることにしましょう。おそらく「なぁ～んだ。そうだったのかー」ということになるはずです！<br /><br />09.11.11「社会心理学」（川崎医療福祉大）[2]<br /><strong>Ｑ：フレーミング効果についての問題がおもしろかったです。結果としては同じ事をする（100万ドルを投資する、など）でも、それ以前の文章が違うだけで、異なった判断をすることが分かり、不思議に思いました。長くつきあっていると別れづらい、サークルがやめにくいなどの例を出してくださったので、身近にもこういったフレーミング効果があるのだとわかりました。<br /></strong>Ａ：例題を出して考えてもらうやり方だったことが、興味をもったり理解したりするのに役立てば何よりです。同時に、世の中では決して良い決定ばかりがおこなわれているわけではない（間違った決定がまかり通っていることもある）、ということも意識しておくべきでしょうね。<br />　ところで、100万ドルを投資する例題は、フレーミング効果ではなくて「サンク・コストへの固執」に関する話しでした。「長くつきあって･･･」も同様です。ちょっと、わかりにくかったかな？？<br /><br />09.11.11「社会心理学」（川崎医療福祉大）[3]<br /><strong>Ｑ：コスト問題などは、その時のテンションによることも多いと思いました。<br /></strong>Ａ：もちろんそのような影響もまったくないとは言い切れません。ただし、たとえば例題にあったような「100万ドルの投資」がその時の気分で左右されたのでは困ります。その会社はきっとどこかで重大な判断ミスをして、経営状態が悪化してしまうでしょう。<br />　ここでの問題は、人が「合理的であろうとして」なおかつ誤った判断をしてしまう場合がある、ということです。サンク・コストの説明をするときにちらっと「ダムの建設」の話しをしたことを覚えていますか？　ダム建設の是非が問われる昨今ですが、これは、決定がその時の気分で左右されてきたから問題になっているわけではないですよね。<br /><br />09.11.11「社会心理学」（川崎医療福祉大）[4]<br /><strong>Ｑ：サンク・コスト問題では、追加の損失は初期の損失よりあまり考えない傾向があることを学びました。<br /></strong>Ａ：そうでしたね。追加の損失は損失としての主観的な痛みが初期の損失よりも小さくなってしまう、という話しでした。<br />　関連する話題ですが、これは「損失」のもつ主観的な影響が、損失の大きさそれ自体だけでは決まらない、ということを意味しています。経済学的には（たとえば）1000円はいつも誰にとっても1000円ですが、1000円の主観的な価値は、その1000円以外の外的要因によって左右されるわけです。<br /><br />09.11.11「社会心理学」（川崎医療福祉大）[5]<br /><strong>Ｑ：サンク・コストについて：３日ぼうずは、これに影響されない状態でしょうか。<br /></strong>Ａ：ええと・・・「３日ぼうず」というのは、何かすべきことがあるにもかかわらずそれが続かない、という状態ですよね。「すべきこと」はコスト（損失）ではなく（すべきことができているとしたら）利益として捉えるべきでしょう。だから、「３日坊主」をサンク・コストの観点から説明するのはちょっとムリがあると思いますよ。<br /><br />09.11.11「社会心理学」（川崎医療福祉大）[6]<br /><strong>Ｑ：意思決定については、自分の興味ある分野なので、１コマ楽しんで聞くことができました。一見すると論理的に矛盾している選択をおこなうというのは、まさに人間であるという感じがする。<br /></strong>Ａ：確かに、そうですね。“機械ではない”人間の人間たる所以・・・と言ってもよいかもしれません。<br />　なお、意思決定を含む人の思考に関する研究には、大きく２つの流れがあります。１つは論理的な思考とはどんな思考かを探求するもの、もう１つはむしろ論理性を欠くこともあるような人の現実の思考について明らかにしようとするものです。前者はしばしば「規範的アプローチ」（こうあるべきという状態を探求する）、後者は「記述的アプローチ」（実際にはこうなっているという状態を探求する）と呼ばれます。 ]]>
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<dc:subject>川崎医療福祉大学：後期「社会心理学」</dc:subject>
<dc:date>2009-11-18T02:08:21+09:00</dc:date>
<dc:creator>Yoshiharu FUKUOKA</dc:creator>
<dc:publisher>FC2-BLOG</dc:publisher>
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<title>09.11.11「社会心理学」(川崎医療福祉大) 第７回授業の参考文献</title>
<description> 　人の意思決定について心理学の立場から解説してある本の紹介、２回目です。今回紹介する本の方が、内容的に高度であり、新しい話題も含んでいます。発展的な本であると理解してくださいね。     **  ｢個人の意思決定と集団｣：参考文献(2)  **『後悔しない意思決定』(岩波科学ライブラリー129) 繁桝算男  2007  岩波書店  978-4-00-007469-8  1260円……数理モデルの観点から意思決定の合理性・非合理性の問題をわかりやすく説明し
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<![CDATA[ 　人の意思決定について心理学の立場から解説してある本の紹介、２回目です。今回紹介する本の方が、内容的に高度であり、新しい話題も含んでいます。発展的な本であると理解してくださいね。<br /><strong> <br />    **  ｢個人の意思決定と集団｣：参考文献(2)  **<br /></strong><br />『後悔しない意思決定』(岩波科学ライブラリー129)<br /> 繁桝算男  2007  岩波書店  978-4-00-007469-8  1260円<br />……数理モデルの観点から意思決定の合理性・非合理性の問題をわかりやすく説明しようとした本。<br /><br />『意思決定心理学への招待』(新心理学ライブラリ別巻)<br /> 奥田秀宇(著) 2008 サイエンス社  (978-4-7819-1215-8)<br />……意思決定の総合的かつ最先端の入門書。数学的説明もあり、内容はかなり高度。<br /><br />『行動意思決定論：経済行動の心理学』<br /> 竹村和久  2009  日本評論社   978-4-535-55477-1  3675円<br />……意思決定について心理学者が理論的に解説した最新の本。一般の読者も意識しつつ、水準を落とさずに書かれている。<br /> ]]>
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<dc:subject>川崎医療福祉大学：後期「社会心理学」</dc:subject>
<dc:date>2009-11-18T01:11:21+09:00</dc:date>
<dc:creator>Yoshiharu FUKUOKA</dc:creator>
<dc:publisher>FC2-BLOG</dc:publisher>
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<title>09.11.11「社会心理学」(川崎医療福祉大) 第７回授業のご報告</title>
<description> 　７回目の授業ですから、もう半分近く過ぎたわけですね！　前回の終わりから「４．個人の意思決定と集団」の内容を始めていました。意思決定を問題解決的思考の一種とみなすことができる、という話しをしていたわけですが、その中身を理解するうえで重要な概念としての「ヒューリスティック（とアルゴリズム）」「スキーマ」の説明を最初にやりました。そのうえで、集団場面での決定というものがいずれも個人の意思決定を前提にし
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<![CDATA[ 　７回目の授業ですから、もう半分近く過ぎたわけですね！<br />　前回の終わりから「４．個人の意思決定と集団」の内容を始めていました。意思決定を問題解決的思考の一種とみなすことができる、という話しをしていたわけですが、その中身を理解するうえで重要な概念としての「ヒューリスティック（とアルゴリズム）」「スキーマ」の説明を最初にやりました。そのうえで、集団場面での決定というものがいずれも個人の意思決定を前提にしていること、効用理論からみた「合理的決定」が、人間の場合には実際のところ不可能であることを説明しました。そして、個人の意思決定が効用理論から逸脱した解をもたらす要因へと移りました。フレーミング効果とサンク・コストへの固執について説明したところで時間切れになりました。最後の部分については、みなさんにも例題を考えてもらいながら進めましたが、どうだったでしょうか？<br />　次回はこの続きとして特に「ヒューリスティックの影響」を取り上げたあと、その次の話題である「集団・組織の意思決定」に関連した映像資料を見てもらおうと思います。なお、中間テストについての予告的な説明もする予定ですので、よろしくお願いしますね。 ]]>
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<dc:subject>川崎医療福祉大学：後期「社会心理学」</dc:subject>
<dc:date>2009-11-18T01:10:39+09:00</dc:date>
<dc:creator>Yoshiharu FUKUOKA</dc:creator>
<dc:publisher>FC2-BLOG</dc:publisher>
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<title>09.11.9「社会心理学」(SUAC) 第５回授業：Ｑ＆Ａなど</title>
<description> 　「自己と対人行動（２）自己開示、自己呈示」が授業のテーマでした（最後少し残していますが）。コメント用紙に書いてもらった質問、および私の紹介しておきたい感想と、私からのお答えをご紹介します。09.11.9「社会心理学」（SUAC）Q1Ｑ：深くない対人関係での自己開示は特に意識せず、親しくなることを望んで行っていましたが、うまくいくためには最初は深入りしないことなど、方法がしっかり研究されていることがわかり勉強
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<![CDATA[ 　「自己と対人行動（２）自己開示、自己呈示」が授業のテーマでした（最後少し残していますが）。コメント用紙に書いてもらった質問、および私の紹介しておきたい感想と、私からのお答えをご紹介します。<br /><br />09.11.9「社会心理学」（SUAC）Q1<br /><strong>Ｑ：深くない対人関係での自己開示は特に意識せず、親しくなることを望んで行っていましたが、うまくいくためには最初は深入りしないことなど、方法がしっかり研究されていることがわかり勉強になりました。でも、今後研究が進みすぎて、人間の行動が数学のように一動作ごとに計算されるようになってしまうのは、恐ろしいと思いました（もしもの話しです）。<br /></strong>Ａ：人間の行動について「分析をすればそれが数学的に仕組みを解明できる」という時代は、いつの日か訪れるかもしれません。ちょうど、野球などのスポーツの動作（とボールの球種やスピードの関係）が解明されつつあるようにね。でも、たとえば、だからといって野球というスポーツがどんどん面白くなくなっているというわけではないでしょう？　友情や恋愛の研究がいくら進んでも、友情や恋愛自体が無味乾燥になるなんてことは、絶対にありませんよ。(^_^)<br /><br />09.11.9「社会心理学」（SUAC）Q2<br /><strong>Ｑ：ふだん何気なく友人と過ごしているが、そこに自己開示の関係があることに少し驚いた。しかし、話しだけ聞いていると友人との関係が打算的に駆け引きをしているようで、少しイヤな気分になりました。<br /></strong>Ａ：お互いに良い状態になるように“意識しないでも”しているということでしょう。気配りや心配りはたいてい意識してするものですが、それを意識しないでもできる仕組みが備わっていることは、すごいなと思いませんか？<br />　なお、こんな感想もありましたので、紹介しておきますね。<br /><i><br />＞今日の授業は、今までの自分の経験、高校生時代の思春期の想い出などから、共感できる部分が多くありました。“どうしようもない感情”だと思っていたのが、こうやって心理学的に解明されると、絡んでいた糸がほどけるような気持ちでした。</i><br /><br />09.11.9「社会心理学」（SUAC）Q3<br /><strong>Ｑ：話すのではなく、メールやネットの書き込みなどで、文字により自分を打ち明けるのは、自己開示になるのですか？<br /></strong>Ａ：これは授業中にもちらっと説明したと思いますが、手紙やメールやブログ・・・など、“話す”という手段をとらなくても、言葉によって伝えるものは自己開示に入りますよ。<br /><br />09.11.9「社会心理学」（SUAC）Q4<br /><strong>Ｑ：自己開示しやすい人とそうでない人がいるのはなぜでしょうか？<br /></strong>Ａ：これは、開示する人の個人差かな？　それとも、自己開示をしやすい（話しやすい）相手とそうでない相手がいるということかな？　いずれにしても、自己開示は「自分と、相手」および両者の関係性によって決まります。人がそれぞれ違っている以上、自分も相手もいろいろであり、自己開示にも個人差があるということです。<br /><br />09.11.9「社会心理学」（SUAC）Q5<br /><strong>Ｑ：やっぱり友だちより家族の方が自己開示しやすいのですか？<br /></strong>Ａ：おや、これには同意しない人が受講者の中にもいるのではないでしょうか？　家族にはあまり話さないけど友だちには話す、というように。<br />　一般的に、みなさんくらいの年齢層（青年期の後期）だと、特に仲が悪いというわけでなくても、両親には自分のことをあまり話さない人もいますよ（※みんながみんな話さないというわけではない）<br /><br />09.11.9「社会心理学」（SUAC）Q6<br /><strong>Ｑ：ジョハリの窓の未知領域とは、たとえばどのような情報ですか？<br />Ｑ：ジョハリの窓の、自分も知らない、相手も知らない「未知領域」の部分は、将来的に発見される部分ということですか？<br /></strong>Ａ：「未知領域」は、自分自身に関する情報のうち、自分自身の経験あるいは他者とのコミュニケーションを通して、もしかしたら明らかになるかもしれない部分、ということです。「自己概念の形成要因」で説明したような理由によって、自分自身がどんな人間か、を知ることができますね。そのことを他者に話すことで、さらに自分について新たな認識をもつことができるでしょう。<br /><br />09.11.9「社会心理学」（SUAC）Q7<br /><strong>Ｑ：トラウマを思い出したくない、できれば忘れたい、という話しの中で、昔あったことについて思い出しました。でも、それは親に言われるまで私は知らずにいて、私の記憶からすっぽりと抜けているようで、実は親から当時のことを言われてもまったく覚えていません。外からのショックは、人にこんなにも影響を与えるのだなと思いました。ところで、このような「記憶がない」ということも「盲目領域」に入るのでしょうか？<br /></strong>Ａ：トラウマを忘れたい、という話はちょっと置いておくとして、一般に「自分に関わることを、自分自身は覚えていないが、他の人が覚えている」という場合、その情報は自分自身についてはわかっていないという点で、４領域のうちの「盲点領域」に入ると考えて間違いではありません。ただ、典型的には、自分がその時何をしたというような客観的・具体的なことよりも、“そのようなことをする人”としての自分自身について、自分が気づいていないが相手が気づいているような事柄を、盲点領域と呼ぶ場合が多いです。<br /><br />09.11.9「社会心理学」（SUAC）Q8<br /><strong>Ｑ：授業では、自己開示の内容の量と深さは、親しくなるにつれて増えるわけではない、と言っていたけれど、私自身は、親しくなるにつれてどんどん増えていくので、人それぞれなんだと思いました。<br /></strong>Ａ：おや、ちょっと私の説明と違う理解をしているようですね。私は「親しくなるにつれて増えるわけではない」とは説明していないつもりです。私は、「親しくなっていく過程で、自己開示が多くなる」「十分に親しくなって安定した状態になった時には、自己開示の量は親しくなっていく途中よりはむしろ少し減る傾向がある」、といった説明をしました。「親しくなるにつれて」というのはまさに親しくなっていく途中のことでしょうから、私が実際にした（つもりの）説明とは矛盾していないと思いますよ。<br /><br /><br />09.11.9「社会心理学」（SUAC）Q9<br /><strong>Ｑ：親しいからこそ言えることと、親しいからこそ言えないことがあると思います。「うつなのかな？」と感じた時、医者と親しい友人どちらに話すべきだと思いますか？<br /></strong>Ａ：これは、「親しい相手」がどんな人かによって答えが違うと思います。自分の言うことを動揺せずに（少し距離をおいて）受け止めてくれる人なら話せるでしょうし、自分が話すことで心が乱れるような人なら、その人の気持ちの揺れも見越して、どこまで話すかを調節することになるでしょう。なお、友人は治療者ではないので、治療者に求めるようなことを求めるのは良くありませんね。もちろん、医者についても同じです。<br /><br />09.11.9「社会心理学」（SUAC）Q10<br /><strong>Ｑ：愚痴を言えることも、健康のあらわれなのですか？<br /></strong>Ａ：「愚痴を誰にも言えない」という状態を想像できますか？　かなりつらいでしょうね・・・。<br />　もちろん、相手のことを考えずに時ところかまわず愚痴を言うわけにはいきません。でも、これが愚痴であるということを自覚して、聞き手が不快にならない程度に愚痴が言えるというのは、むしろ自分のおかれている状況から少し距離をおくことができていることの反映でもあると思います。まさにその状況にどっぷり浸かってしまっている場合は、愚痴という形ですら発散できない可能性が高いからです。<br /><br />09.11.9「社会心理学」（SUAC）Q11<br /><strong>Ｑ：心身が健康じゃないから話せないということですか？　話せないから心身が健康じゃなくなるということですか？<br /></strong>Ａ：授業での説明のとおりに理解するとしたら、「心が健康でなければ話すのは難しい」「話せないと、心だけでなく、身体の健康も損なわれる可能性がある」といったところです。前者はジュラードの紹介の中で、後者はペネベイカーによるトラウマの開示の話を例に説明しました。<br />　ちなみに、「身体が健康でなければ話せない」という説明はしませんでしたね。直接の因果関係は想定しにくいと思います。ただ、深刻な身体の疾患は、他者との比較において“自分自身を惨めな存在と位置づけてしまう”可能性がありますので（“こんな病気になっちゃって、今までできたこと、他人ができることもできなくなって･･･”）、結果的に自己開示がしにくくなる、ということはあるかもしれません。<br /><br />09.11.9「社会心理学」（SUAC）Q12<br /><strong>Ｑ：人によって、自己開示がうまくいく相手と、うまくいかない相手がいます。うまくいかない相手とは、どうしても話しがぎくしゃくしてしまいます。こういうことってありますよね？<br /></strong>Ａ：そうそう、ありますよね。聞き上手っていうやつですね。相手に話しやすい状態をつくるというのは、一種の社会的スキルです。相手に「ハイ－イイエ」だけでなく説明をしてもらえるような質問をし、適宜自分自身の自己開示も盛り込むというように。<br /><br />09.11.9「社会心理学」（SUAC）Q13<br /><strong>Ｑ：「返報性」とは、互換性［原文ママ］と同じ意味ですか？　違いはありますか？<br /></strong>Ａ：「互換性」と「返報性」は明らかに意味が違いますね。<br />　「互恵性」と「返報性」では、後者の方が意味が広いです。「互恵」というのは、一方の働きかけがそれ自体で好ましい性質を持つ場合に使うことができます。他方、「返報」は一方の働きかけが好ましいものであれ好ましくないものであれ、どちらでも使えます。微笑みを返すのは「互恵的」ですが、「嫌みを言い返す」のを「互恵的」とはふつう呼びません。<br /><br />09.11.9「社会心理学」（SUAC）Q14<br /><strong>Ｑ：創作と複写の違いがよくわかりませんでした（資料⑤⑥の下の方）。<br /></strong>Ａ：授業では説明を省略した実験ですね。確かに、なぜ創作条件と複写条件が設けられたかは資料だけではわからなかったと思います。すみません。<br />　創作条件では、依頼者が目の前で紙の上半分に書き込みます。複写条件では、あらかじめ文面が印刷されています。前者の方が依頼者自身の感情がこもっていてリアリティが高いであろうという考えのもとで、この２条件が設けられていると考えてください。他方、依頼される側は空港で待っているお客さんですから、依頼者とは面識がありません。初対面の人にいきなり“恋人と上手くいっていない”とか言われても、引いてしまいますよね。「創作条件で、内面性の高い文章を見せられる」というのは、このような性質をもつ場面です。<br /><br />09.11.9「社会心理学」（SUAC）Q15<br /><strong>Ｑ：今日の授業内容は、おもしろいくらいに、自分の日常生活にあてはめて実感することができたので、よく理解できたように思います。特に、自己開示については誰にとっても悩みになりやすい問題でもあり、単純そうに見えて難しかったりします。自己開示がどのようなもので、それをしないと健康に悪いというようなことはわかりますが、ではどうしたら自己開示を促進することができるのか、などという具体的な対策のようなものがわかればいいのにな、と思いました。<br />Ｑ：自分のことを他人にうまく伝えられるようにするには、どうすればよいのでしょうか。<br /></strong>Ａ：自己開示を含め、他者とのコミュニケーションをどうするか、うまくいかない人がうまくいくようにするには何が必要か、といった問題は「社会的スキル（ソーシャルスキル）」とそのトレーニングとして扱われています。図書館にも関連する本がありますので、良かったら調べてみてください。<br /><br />09.11.9「社会心理学」（SUAC）Q16<br /><strong>Ｑ：「ありのままの自分を、言葉によらず伝える」という事はできない、ということで正しいでしょうか？<br /></strong>Ａ：「できない」ということはないかもしれませんが、それをぴったり表す用語がない、という状態だと思います。たとえば、どうすれば「ありのままの自分を、言葉によらずに」相手に伝えることができると思いますか？　伝えられたある状態が「ありのままの自分である」と、相手はどうすれば理解できるでしょうか？　これらが明確にできるようだったら、おそらく、そのことを適切に表す１つの言葉を作り出せると思います。<br /><br />09.11.9「社会心理学」（SUAC）Q17<br /><strong>Ｑ：私は推薦だったので、そういえば面接ではウソだらけで、自分を演じて自己呈示をしていたなと思いました。<br /></strong>Ａ：うぉぉーっ！　もしかして、学科の先生方はみんなあなたに騙されていたんでしょうか？？　それは怖いな・・・。<br />　いや、もしかして先生方はあなたのウソを見抜いていて、そのうえで合格にしてもいいと判断されたのかもしれませんね。採用面接はまさに「自己呈示」の場面ですから、面接する側もそれを見越して質問を投げかけます。まったく“素のまま”の受験者が現れたら、その方がむしろ問題があると思われてしまうかもしれません。<br /><br />09.11.9「社会心理学」（SUAC）Q18<br /><strong>Ｑ：自己呈示は、自分とあまり親しくない人に対して多くおこなわれているのかな？と思ったのですが、ある程度の自己呈示は、親しい人との間でもおこなわれるものですよね？　それとも、親しい親しくないというのはあまり関係がないのでしょうか。<br /></strong>Ａ：親しい人の方が“気兼ねなく”話せる可能性は高いでしょうが、だからといって、相手が自分のことをどう思うか、についてまったく気にしないということはないでしょう。やはり、相手の気持ちを慮って話したり話さなかったりする面はあると思います。だから「ある程度の自己呈示は、親しい人との間でもおこなわれるものだ」という理解で正しいです。<br /><br />09.11.9「社会心理学」（SUAC）Q19<br /><strong>Ｑ：私は、初対面の人とか慣れていない人には大体が自己呈示ですが、それって計算高くて嫌な人間のように思えるのですが･･･。<br /></strong>Ａ：そうでしょうか？　だって、相手のことを考えて自分についての情報を伝えるんですよ。それによって「相手にとって、心地よい自分」を演出できるんです。彼氏にとって素敵な女性、かわいい女性でありたいと思うのは「計算高くて嫌」でしょうか？　初対面の人に対する時の自分自身の心配りも、基本的に同じことですよ。<br />　なお、こんなコメントもいただきました。ちょっと感動したので、紹介しておきます。<br /><i><br />＞“演じる”というと、一見本音でかかわりあえていないようで、悪い意味にとられがちである。しかし、服装も化粧も話し方もすべて「自分がこう見られたい！」という努力だと思うから、“演じている”人は努力している人である。“素でいい人”も“努力していい人”も、どちらもすばらしいと思う。</i><br /><br />　ちなみに、キャッチセールスを断るときは「相手にしてくれなさそうな自分」を演出しましょう。つきまとわれるとやっかいですから。（笑）<br /><br />09.11.9「社会心理学」（SUAC）Q20<br /><strong>Ｑ：クラッカーの実験のように、状況に応じて演じるということは、それは必ず意識的にやるわけではなく、無意識にやってしまうこともあるんですか？<br /></strong>Ａ：本人がそうしたいと意識する時もありますが、そうでないときもあります。かっこいい人の前で“緊張する”といった話をしましたね。自分で自覚できているのは「緊張している」ということだけであっても、そもそもなぜ緊張するのかを考えると、それは「見られる自分」を意識しているということであり「おかしいと思われたくない」「良く思われたい」という気持ちがあるからだ、ということになるわけです。<br /><br />09.11.9「社会心理学」（SUAC）Q21<br /><strong>Ｑ：緊張する人としない人がいるのは自己呈示が関わっているということを聞いて、なぜ自己呈示が関わっているのかあまりよく分かりませんでした。他にも原因があるのではないかと思います。相手への先入観とか･･･。<br /></strong>Ａ：直前のＱ＆Ａが回答になっていると思うのですが、先入観があるとして、なぜ“緊張する”のでしょうか？　たとえば私の前では緊張しない人が、学長の前では緊張するとか・・・私が日本で有数の心理学者だ（※ウソですが！）と思えば緊張するが、いつもにこにこしている人の良さそうなおじさんだと思えば緊張しないとか・・・その違いはいったい何でしょう。自分にとってどんな違いがあるというのでしょうか？<br />　そうそう、ここでは「同じ場面にもかかわらず、緊張する人としない人がいる」ということを、個人差の問題として扱おうとしているのではないですよ。“緊張する”のは自分がどういう状態だからそうなるのか、“緊張しない”のはなぜか、ということを問題にしています。<br /><br />09.11.9「社会心理学」（SUAC）Q22<br /><strong>Ｑ：なぜ人間はそこまでして人に対して自分をよく見せようとするのか？<br /></strong>Ａ：端的な答えとしては、それが自分にとって意味をもつからでしょう。現在の状況をやりすごし、さらに将来にわたって自分にとって都合の良い状況を作り出すことができるように、人は振る舞います。「快を求め不快を避ける」生き物としての基本的特徴の一部だ、と言ってもよいかもしれません。<br />　ご質問と多少関連すると思いますが、最近「進化心理学」と呼ばれる学問分野が勢いをもちつつあります。興味があれば調べて見ると良いでしょう。<br /><br />09.11.9「社会心理学」（SUAC）Q23<br /><strong>Ｑ：“打ち明ける”度合いと“演じる”度合いは、それぞれ関係しているのですか？（例えば、打ち明ける度合いが大きいと演じる度合いが低いなど）<br /></strong>Ａ：ある特定の他者に対する行動としては、ある程度トレードオフの関係（一方が多ければ他方が少ない）が成り立つ場合があると思います。ただし、自己開示も自己呈示も「自己表現」の行動ですから、関わりの少ない人にはどちらもしない、という傾向も同時にありますので、そう簡単に「一方が多いと他方が少ない」と言い切れるわけではありません。むしろ、基本的には独立の事柄として理解した方が良いでしょう。<br /><br />09.11.9「社会心理学」（SUAC）Q24<br /><strong>Ｑ：「女が男よりも食べない」という概念はいつからあるのだろうか。<br />Ｑ：“食べることにも自己呈示が現れる”とありましたが、それは、世界の多くでやせている（細い）人の方が美しいという考えがあるからだと思います。だから、小食になり、自分をよく見せようとするのではないでしょうか。だとすれば、世界には、太っている方が美しいとする考えをもつ国もあるので、その国の人が実験対象だったとしたら、魅力的な人と同席するほどたくさん食べる、という結果になるのかなと思いました。どうですか？<br /></strong>Ａ：生物学的に、男性と女性とでは基礎代謝が違いますので、男性の方がたくさん食べる必要があります。それを脇に置いて「男女で食べ方が違う」という現象を考えると、それは社会文化的な要因に依っている、ということができます。実際にいつからあるとかどの国の人だとこう食べる、という情報を私が持っているわけではないのですが、非常に興味深い（そして、強力な）現象として、日本を含む先進国では、一般に女性は「男性が理想と考える体型」よりもずっと細い体型を自らの理想とし、かつ「男性が良いと認識する体型である」と推測する傾向があります（そして、それは生理学的に明らかにやせすぎである）。客観的には“ひどい誤解”と言わざるを得ません。<br /><br />09.11.9「社会心理学」（SUAC）Q25<br /><strong>Ｑ：とある番組で、女性が男性の前でたくさんの食べ物を食べるとき、女性はその男性に興味を示している傾向があるというものがやっていた。これは食欲と性欲が密接に関わり合っているからだと言われています。今日の講義と逆のことを言っているけど、実際どうなんだろう。<br /></strong>Ａ：私はその番組を知りませんが、あなたは「女性が男性に興味をもっているとその男性の前でたくさん食べ、興味をもっていなければたくさん食べない」という現象が本当にあると思いますか？　私にはにわかに信じがたいです。<br />　本当にそのような現象が一般的に成り立っているのか、仮にそうだとしたらそれは「なぜ」なのか、どんな説明をその現象に対して適用しようとするのか、ぜひ critical に検討してみたいところです。<br /><br />09.11.9「社会心理学」（SUAC）Q26<br /><strong>Ｑ：先生のｍｉｘｉのニックネームは何ですか？<br /></strong>Ａ：おやおや、興味を持ってくれる人がいるんですね！　こんなところで言っていいのかわかりませんが・・・ということで、授業中にのみご紹介することにします。<br />　ちなみに、mixiには独り言をたまに書く程度ですので、私のページを見ても特に面白いということは全然ありません。（苦笑） ]]>
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<dc:subject>SUAC：後期「社会心理学」</dc:subject>
<dc:date>2009-11-16T13:55:22+09:00</dc:date>
<dc:creator>Yoshiharu FUKUOKA</dc:creator>
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<title>09.11.9「社会心理学」(SUAC) 第５回授業：授業方法への要望・感想</title>
<description> 　コメント用紙に書かれていた内容のうち、授業の方法や進め方に関する要望や感想にあたると私が判断したものをご紹介しておきます。なお、授業方法に関するものであっても、質問の形で書かれていた事柄については、次の「Ｑ＆Ａ」でお答えします。[1] 人間関係についての調査は、無記名でしたが、学籍番号で個人の特定が出来るので、学籍番号は無くてもよいのではないかと思った。→学籍番号を書いてもらっているのには、２つの理
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<![CDATA[ 　コメント用紙に書かれていた内容のうち、授業の方法や進め方に関する要望や感想にあたると私が判断したものをご紹介しておきます。なお、授業方法に関するものであっても、質問の形で書かれていた事柄については、次の「Ｑ＆Ａ」でお答えします。<br /><br /><strong>[1] 人間関係についての調査は、無記名でしたが、学籍番号で個人の特定が出来るので、学籍番号は無くてもよいのではないかと思った。<br /></strong>→学籍番号を書いてもらっているのには、２つの理由があります。１つは、今期アンケートの回答を授業への参加の一環とみなすことから、提出者を把握する必要があるということです。もう１つは、このアンケートの回答を来月実施する別のアンケートと組み合わせて分析する予定にしており、今回の回答者と次回の回答者を対応づける必要があるためです。後者の「対応づけ」は研究上の理由であり、昨年までの数年間は学籍番号以外の方法をとっていました。しかし、学籍番号でないものを使うとどうしても記載事項に“揺れ”が生じるので（同じ人が違う番号を書いてしまうことがある）、精度を上げるために学籍番号を書いてもらうことにしました。<br />　結果は、最終的に個人別ではなく集団としてまとめた形にしますので、個人情報を公表することは一切ありません。<br />　何とぞご了承ください。<br /><br /><strong>[2] アンケートの回答の選択肢がわかりにくいです。結局プラスなのかマイナスなのか、日本語がぐちゃぐちゃになってて上手く答えられません。<br /></strong>→選択肢が自分の答えたいぴったりのものと合わないので答えにくいことがある、という声は時々あるのですが「日本語が・・・」というのはこれが初めてです。まずは、項目および選択肢に使われている言葉をよく読んでみてくれますか？　日本語としてわからない表現にはなっていないはずですが・・・。<br /><br /><strong>[3] 授業と直接関係ないのですが、先生が私語をきっちり注意してくれるので、とても授業を受けやすいです。<br /></strong>→教室の雰囲気を保つのは授業を進行させるうえでとても大切なことだと考え、その都度注意するようにしています。授業は授業ですから、他の受講者の受講するという権利を妨げる行為は排除されるべきでしょう。受講者のみなさんも、ぜひ自覚をもって授業に臨んでくださいね。<br /><br /><strong>[4] 講義中、スクリーンがぼやけてしまって見えなかったので、友人と少し私語をしてしまいました（個人的に目が悪くなったからで、スクリーンに問題はないです）。すみません。<br /></strong>→おやおや、目が悪くなりましたか・・・。自分なりに見える位置に座席を確保して授業を受けてくださいね。<br /><br /><strong>[5a] 社会心理学の授業では、日々自分のとる行動に意識していない理由があるのだと知らされ、とても興味深く思います。<br />[5b] 社会心理学は、日常自分が不安だと思っていることが出てきたりして､自分だけがこんなことを思っているわけではないんだ！と励ましになっていたり、自分もこうしようとアドバイスになったりしています。<br /></strong>→人は自分の行動を常に「意識して」おこなっているわけではありません。様々な人と関わりをもつという社会的な行動であってもそうです。もちろん、本人が意識できないことについて確固たる知見を示すには、研究上十分な工夫が必要ですけれど。<br />　いずれにしても、今後の授業でもそのような感想がもてるといいですね！<br /><br /><strong>[6] 先生の笑顔がすてきだ。<br /></strong>→そうですか。ありがとう。(^_^)<br />（※欄③に書いてあったので、コメントしてみました！）<br /> ]]>
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<dc:subject>SUAC：後期「社会心理学」</dc:subject>
<dc:date>2009-11-16T06:01:51+09:00</dc:date>
<dc:creator>Yoshiharu FUKUOKA</dc:creator>
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<title>09.11.9「社会心理学」(SUAC) 第５回授業の参考文献</title>
<description> 　「自己」に関する参考図書のうち、自己開示と自己呈示についての本をご紹介します。特に自己呈示は、社会生活の中で関連する行動の種類が多いこともあり、とても面白い本がいくつもありますよ。**  ｢自己開示、自己呈示｣：参考文献  **『性格と対人関係』（シリーズ・人間と性格３）  詫摩ほか(編)  2000  ブレーン出版 (図:141.93/Ta74/3)……自己開示と自己呈示の章をそれぞれの専門家（榎本氏、安藤氏）が執筆。「はじらいと自
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<![CDATA[ 　「自己」に関する参考図書のうち、自己開示と自己呈示についての本をご紹介します。特に自己呈示は、社会生活の中で関連する行動の種類が多いこともあり、とても面白い本がいくつもありますよ。<br /><strong><br />**  ｢自己開示、自己呈示｣：参考文献  **<br /></strong><br />『性格と対人関係』（シリーズ・人間と性格３）<br />  詫摩ほか(編)  2000  ブレーン出版 (図:141.93/Ta74/3)<br />……自己開示と自己呈示の章をそれぞれの専門家（榎本氏、安藤氏）が執筆。「はじらいと自意識」（菅原氏）の章も参考になる。<br /><br />『自己開示の心理学的研究』<br /> 榎本博明 1997 北大路書房 (図:140/E63)<br />……著者による自己開示研究をまとめたもの。網羅的・専門的。<br /><br />『見せる自分／見せない自分』<br /> 安藤清志 1994 サイエンス社 (図:361.4/Se_81/1)<br />……自己呈示についてのわかりやすく総合的な解説書<br /><br />『ひとの目に映る自己：｢印章管理」の心理学入門』<br /> 菅原健介(編著) 2004 金子書房 (図:361.4/Su 28)<br />……羞恥心やあがり、やせ願望など、バラエティに富む一般書。<br /><br />『ひとに＜取り入る＞心理学：好かれる行動の技法』（講談社現代新書1683）<br /> 有倉巳幸 2003 講談社 (図:361.4/Se_81/1)<br />……自己呈示行動の一つである「取り入り」を詳しく解説。一般向けに書かれた本。<br /><br />『オープニングアップ：秘密の告白と心身の健康』<br /> J.W.ﾍﾟﾈﾍﾞｰｶｰ  訳2000 北大路書房 (図:146.8/P38)<br />……「うち明ける」ことのもつ効果に関する諸実験の解説。<br /><br />『筆記療法：トラウマやストレスの筆記による心身健康の増進』<br />　ﾚﾎﾟｰﾚ＆ｽﾐｽ(編) 訳2004　北大路書房 (図:146.8/L55)<br />……「言葉にする」こと自体のもつ健康面の意義を解説した本。<br /> ]]>
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<dc:subject>SUAC：後期「社会心理学」</dc:subject>
<dc:date>2009-11-10T23:31:54+09:00</dc:date>
<dc:creator>Yoshiharu FUKUOKA</dc:creator>
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<title>09.11.9「社会心理学」(SUAC) 第５回授業のご報告</title>
<description> 　私の都合での休講をはさんで、２週間ぶりの授業でした。最初に、授業内容と関連する内容を含むアンケートに協力してもらいました。ありがとうございました。　「自己と対人行動（２）自己開示、自己呈示」が授業のテーマでした。どちらも自分についての情報を他者に伝える、という行動です。それぞれの行動がどういうものであるか、その行動をおこなうことの意義、そして関連する現象を説明しました。どちらも、ふだんの他者との
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<![CDATA[ 　私の都合での休講をはさんで、２週間ぶりの授業でした。最初に、授業内容と関連する内容を含むアンケートに協力してもらいました。ありがとうございました。<br />　「自己と対人行動（２）自己開示、自己呈示」が授業のテーマでした。どちらも自分についての情報を他者に伝える、という行動です。それぞれの行動がどういうものであるか、その行動をおこなうことの意義、そして関連する現象を説明しました。どちらも、ふだんの他者との関わりの中で頻繁におこなっている行動であり、実感のわきやすい内容だったのではないでしょうか。最後、自己呈示に関連する事象としての「セルフ・ハンディキャッピング」が残ってしまいましたが、次回の最初に、自己呈示に関する復習も兼ねて説明することにします。<br />　次は新しい話題で「社会的認知（１）対人認知」をやります。他者をどんな人として認識するのか、という内容ですので、これまた実感できる授業になると思います。楽しみにしていてくださいね。<br /> ]]>
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<dc:subject>SUAC：後期「社会心理学」</dc:subject>
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<title>09.11.4「社会心理学」(川崎医療福祉大) 第６回授業：要望・質問等へのお答え</title>
<description> 　「集団の中の個人」、そして個人の意思決定に関する導入の話をしました。授業への要望、質問、そして感想とそれらに対する私のコメントを記します。09.11.4「社会心理学」（川崎医療福祉大）[1]Ｑ：教室が寒いです。Ａ：確かにそうでした・・・。季節の変わり目は寒暖の差に注意する必要がありますね。自宅のようには室温調節がしにくいですから、上に羽織るものを持ってくるなどして“自衛”しましょう。09.11.4「社会心理学」（
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<![CDATA[ 　「集団の中の個人」、そして個人の意思決定に関する導入の話をしました。授業への要望、質問、そして感想とそれらに対する私のコメントを記します。<br /><br />09.11.4「社会心理学」（川崎医療福祉大）[1]<br /><strong>Ｑ：教室が寒いです。<br /></strong>Ａ：確かにそうでした・・・。季節の変わり目は寒暖の差に注意する必要がありますね。自宅のようには室温調節がしにくいですから、上に羽織るものを持ってくるなどして“自衛”しましょう。<br /><br />09.11.4「社会心理学」（川崎医療福祉大）[2]<br /><strong>Ｑ：板書をしたあと、説明をしてくれるときにホワイトボードの前ではなく少しずれてくれるとありがたいです。（資料を置いてある机がホワイトボードの前なので難しいかもしれませんが）<br /></strong>Ａ：これは失礼しました。ノートをとることを考えて立ち位置を工夫するようにしますね。<br /><br />09.11.4「社会心理学」（川崎医療福祉大）[3]<br /><strong>Ｑ：２週間、実習のために欠席していたので、授業についていけるかどうか心配でしたが、ちょうど新しい単元からだったので、しっかり理解することができました。<br /></strong>Ａ：大学でも高校までと同じで、欠席した分を速やかにフォローしておくことが必要ですね。実習での欠席というのは医療秘書学科ではやむを得ないところですが・・・。授業外の時間に研究室に来てくれれば、講義ノートを見せてあげることも可能です。適宜申し出てくださいね。<br /><br />09.11.4「社会心理学」（川崎医療福祉大）[4]<br /><strong>Ｑ：1）の集団凝集性で、昔、アルバイトをやめる時に、やめづらい。と思うことがよくあったのでわかりやすかったです。<br />Ｑ：私も部活に所属していますが、やめよう、やめたいという人を止めるという光景はよくある事だと思いました。<br /></strong>Ａ：集団凝集性は、メンバーが主観的に感じる「やめることへの抵抗感」から想定される力です。メンバーの多くがそのような抵抗感を感じるとしたら、その集団には強い凝集性が働いている、という解釈をします。２つめのコメントがもしも「他のメンバーが辞めないよう働きかける」という意味だとすれば、メンバー相互の直接の影響関係を表すことになるので、凝集性そのものの例とはちょっと違ってきます。<br /><br />09.11.4「社会心理学」（川崎医療福祉大）[5]<br /><strong>Ｑ：日常生活の中でも、他者の影響により自分の行動が変わっていることがよくわかりました。<br /></strong>Ａ：社会生活とはまさしく「他者とともにある」生活ですからね。実にいろいろな影響を他者から受けています。<br />　同時に、私たち一人一人が、「他者にとっての他者」であり、影響を与える存在でもあります。それを忘れないようにするのは、とても大切と思います。<br /><br />09.11.4「社会心理学」（川崎医療福祉大）[6]<br /><strong>Ｑ：「同調行動」は、板書だけでは分かりにくかったけれど、エレベータ実験や古典的実験などの具体的な例があったので理解することができました。<br /></strong>Ａ：資料が授業内容（使われている用語、概念）の理解に役立てば何よりです！<br />　同調行動に限りませんが、抽象的な概念だけでなく、「たとえば・・・」というように具体的な事柄と合わせて説明するようにしています。具体例が実感しやすいものであれば、抽象的な概念も中身のあるものだと思ってもらいやすいからです。時々、具体例だけ覚えて概念を忘れてしまう（説明できないままになってしまう）こともあるようですが・・・。<br /><br />09.11.4「社会心理学」（川崎医療福祉大）[7]<br /><strong>Ｑ：集団というものに焦点があたったとき、それが個人に影響を及ぼすのか、それが集団の特徴であるというふうにみなすのかによって、それが社会学的な見方なのか、社会心理学的な見方なのかということになるのだろう、と感じた。<br /></strong>Ａ：うーん・・・社会学と社会心理学をそのような形で峻別するのはちょっと難しいような気がします。私は社会学を専門に長く勉強したことはないのですが（※大学院の修士課程にいたころ、社会学系の授業をいくつか履修したことはありますが）、社会学と社会心理学の違いは、研究の対象や使用する概念よりも、それらを調べたり使ったりした結果、最終的に何を説明しようとするかという点にあるような気がしています。社会学でも「個人」「家族」「友人」「対人行動」などが分析されますし、集団についてもまた同様です。<br />　この問題はお互いの認識を交換しあって理解を深めていくのが良いと思うので、もし機会があれば直接お話しすることとしましょう。<br /> ]]>
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<dc:subject>川崎医療福祉大学：後期「社会心理学」</dc:subject>
<dc:date>2009-11-10T23:27:48+09:00</dc:date>
<dc:creator>Yoshiharu FUKUOKA</dc:creator>
<dc:publisher>FC2-BLOG</dc:publisher>
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<title>09.11.4「社会心理学」(川崎医療福祉大) 第６回授業の参考文献</title>
<description> 　人の思考、そして意思決定について心理学の立場から解説してある本を紹介します（※次の主題である集団・組織での意思決定にかかわる内容が含まれている本もあります）。なお、意思決定の本の紹介は、次回にも引き続きおこないます。     **  ｢個人の意思決定と集団｣：参考文献(1)  **『問題解決の心理学』(中公新書757) 安西祐一郎 1985 中央公論社  978-4-12-100757-5  798円 …「考える」ことのしくみを幅広く平易に論じてある
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<![CDATA[ 　人の思考、そして意思決定について心理学の立場から解説してある本を紹介します（※次の主題である集団・組織での意思決定にかかわる内容が含まれている本もあります）。なお、意思決定の本の紹介は、次回にも引き続きおこないます。<br /><strong> <br />    **  ｢個人の意思決定と集団｣：参考文献(1)  **<br /></strong><br />『問題解決の心理学』(中公新書757)<br /> 安西祐一郎 1985 中央公論社  978-4-12-100757-5  798円<br /> …「考える」ことのしくみを幅広く平易に論じてある。<br /><br />『おもしろ思考のラボラトリー』(認知心理学を語る３）<br /> 森敏昭(編著) 2001 北大路書房 (図:141.5/Omo)<br /> …第一線の研究者による、人の思考にかかわるさまざまな個別トピックについての解説集。<br /><br />『すぐれた意思決定：判断と選択の心理学』<br /> 印南一路(著) 2002 中央公論新社  (図:文庫･新書[長期貸出])<br />……極めて詳細に個人の意思決定の問題を解説してある文庫本。<br /><br />『心理学が描くリスクの世界：行動的意思決定入門』<br /> 広田他(編著) 2002 慶應義塾大学出版会 (図:141.8/Shi)<br />……経済学、認知心理学、行動分析学の観点も含む詳しい解説がある本。2006年に改訂版が出ている。 ]]>
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<dc:subject>川崎医療福祉大学：後期「社会心理学」</dc:subject>
<dc:date>2009-11-10T17:50:29+09:00</dc:date>
<dc:creator>Yoshiharu FUKUOKA</dc:creator>
<dc:publisher>FC2-BLOG</dc:publisher>
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<title>09.11.4「社会心理学」(川崎医療福祉大) 第６回授業のご報告</title>
<description> 　徐々に（ようやく！）本題に入ってきたこの授業、前回から「集団・組織」そのものの基礎について説明していました。今回はまず、集団が単なる“個人の寄せ集め”を超えて発揮する力としての「凝集性」「規範」「斉一性への圧力」について説明しました。集団は個々人をそこにとどまらせようとする力をもち、集団に所属する人たちは互いに暗黙のルールを共有するようになり、結果として皆が同じような態度や行動をとらせることになり
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<![CDATA[ 　徐々に（ようやく！）本題に入ってきたこの授業、前回から「集団・組織」そのものの基礎について説明していました。今回はまず、集団が単なる“個人の寄せ集め”を超えて発揮する力としての「凝集性」「規範」「斉一性への圧力」について説明しました。集団は個々人をそこにとどまらせようとする力をもち、集団に所属する人たちは互いに暗黙のルールを共有するようになり、結果として皆が同じような態度や行動をとらせることになります。これは組織内のインフォーマル集団において特に大きな問題になる可能性があります。なぜなら、フォーマル集団として明示されたルールとは必ずしも一致しない暗黙のルールやそれに従わせようとする圧力がかかったりするからです・・・たとえば、１限の授業に５分遅刻してきた学生に先生が注意したら「何この先生キツ過ぎ！」と思われるとか（笑←ここでは「定時」が明文化されたルール、「５分くらいの遅刻はＯＫ」が暗黙のルールです）。<br />　その後、新しいトピックとして「意思決定」に話を移しました。意思決定とは何か、ということを「問題解決的思考」の観点から説明しましたね。次回は人の意思決定を理解するための基本概念を少し説明した後、個人の意思決定と集団・組織との関わり、および意思決定の合理性・非合理性などを説明して、集団・組織における意思決定の問題への橋渡しとします。<br /> ]]>
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<dc:subject>川崎医療福祉大学：後期「社会心理学」</dc:subject>
<dc:date>2009-11-10T17:49:39+09:00</dc:date>
<dc:creator>Yoshiharu FUKUOKA</dc:creator>
<dc:publisher>FC2-BLOG</dc:publisher>
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